アプリゲームのeスポーツ種目ってあるの?
アプリゲームの大会も多く存在
eスポーツといえばLeague of LegendsやCounter-StrikeといったPCゲームのイメージが強いですが、スマートフォンアプリでプレイできるeスポーツタイトルもちゃんと存在しています。
それこそPC版をアプリに移植したものだけでなく、スマフォ向けに作られたeスポーツタイトルもあるくらいです。
ここではeスポーツ種目に数えられ、かつスマートフォンでプレイ可能なゲームをいくつか紹介したいと思います。
Hearthstone
現在のDCG文化を作り上げ、今世界で大流行しているカードゲーム「Hearthstone」。最初はPCゲームとしてリリースされましたが、後にアプリ版も実装されたことでスマートフォンでも遊べるようになりました。
グラフィックや通信環境がビハインドとなりにくいカードゲームはスマートフォンと相性が良く、アプリ版Hearthstoneは本作の知名度をさらに押し上げることに成功しています。
練習や予選の段階ではスマートフォンでも十分であり、PCを持っていない人でも問題なく参入できるタイトルと言えるでしょう。
ただし、大会ではPCを使用するので、操作感覚が少し変わってくる点で注意が必要です。
大会例 | 優勝賞金 |
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世界選手権2016 | 250,000$ |
HCT台北 | 15,000$ |
Vainglory
スマートフォン向けに作られたMOBA系のゲームが「Vainglory」です。
アプリゲームながらグラフィックも美麗で、League of LegendsやDota2と比較してもなんら遜色ありません。
こちらはそもそもPC版が存在しておらず、大会でもスマートフォンやタブレットを使用した対戦が行われています。
大会例 | 賞金総額 |
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Razer 2017 Vainglory World Championship | 140,000$ |
クラッシュロワイヤル
上記のVaingloryのように、スマートフォンでのプレイを前提に設計されたRTSゲームが「クラッシュロワイヤル」です。こちらも大会ではスマートフォンが使用されています。
ゲーム時間3~6分と他タイトルと比べた場合破格の短さですが、カードゲーム・タワーディフェンス・RTSが絶妙なバランスで融合されており、奥深いゲーム性が作り上げられています。
日本でも流行しており、最近ではプロチームができるなどの盛り上がりも。
配信も盛んで情報も入手しやすく、比較的始めやすいゲームです。
大会例 | 優勝賞金 |
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CROWN CHAMPIONSHIP WORLD FINALS | 150,000$ |
Shadowverse
国内産でもっともeスポーツに力を入れているゲーム、「Shadowverse」。大会の質やプロモーションのレベルは他の追随を許さないレベルの高さです。
スマートフォン向けアプリとしてリリースされましたが、現在はSteamやDMM GAMESでPC版も実装されています。
プロリーグの開設や大型大会の定期開催など、公式が積極的に動くので今後の展望は明るそうです。
今、日本でもっとも熱いタイトルと言っていいかもしれません。
大会例 | 優勝賞金 |
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RAGE Shadowverse World Grand Prix | 1,000,000$ |
RAGE | 400万円 |
アプリeスポーツタイトルまとめ
日本国内で人気なタイトルが多い
スマートフォンでゲームをすることに慣れている現代日本人にとって、PCでするゲームよりも抵抗が少なそうなのがアプリゲームです。
日常的に使用している端末なので、金銭面での敷居が低いのも大きいですね。
アプリゲームは日本のeスポーツ普及の救世主となるのか、今後要注目ジャンルの1つです。