【ニコニコ超会議2019】VTuberFesステージレポート!
EDEN編集部でニコニコ超会議の二日目に突撃してきましたので、最も注目している人も多かったであろう「VtuberFes2019」のステージレポートを紹介します!
Vtuberについてあまり詳しくない方のために説明すると、Vtuberとは2016年に「世界初のバーチャルYouTuber(以下Vtuber)」としてキズナアイさんが活動を開始して以降、口コミで徐々にブームが広がり、2018年にはネット流行語大賞にもノミネートされた今非常に人気のコンテンツです。
関連記事→『【VTuber】キズナアイとは?写真集やテレビ番組への出演経歴もある!』
関連記事→『【VTuber】バーチャルYouTuberランキングBEST100!毎週更新!』
2019年に入ってからもその人気は留まる所をしらず、今日1日中幕張メッセを駆け回った筆者からしてもVtuber関連のブース、特にVtuberFesのステージは最も盛り上がっているように感じました。
では早速以下に気になるステージの模様をお届けしていきます!
ステージ開幕と同時に大歓声!
開場時間になると同時にカウントダウンが開始されると、それまで虎視眈々と発声するタイミングを待っていた来場者達が一斉にカウントを開始。
カウントがゼロになり大画面に「START」の文字が表示されると、会場中に声が響き渡っているじゃないかという程の大歓声にステージが包まれました。
ステージスケジュールが発表。どれも来場者が歓声を上げていましたが、やはり一番大きかったのはアイドル部とゲーム部が映った時でしょうか。
関連記事→『【VTuber】ゲーム部プロジェクトとは?高校生4人が仲良く部活動している!』
まずは『四月一日さん家の』スペシャルステージが開催
まず最初に開催されたのは、先日ついに放送が開始されたVtuber初のテレビドラマ「四月一日さん家の」のスペシャルステージでした。
関連記事→『【VTuber初のドラマ化】四月一日さん家の放送が決定!キャストや反応まとめ!』
挨拶を終えると共に、長女の「四月一日 一花(わたぬき いちか)」さん役を務める「ときのそら」さんが『四月一日さん家のを見ている人はどれくらい居ますか?』と質問。
すると体感ですが、筆者を含めて会場の6〜7割ほどが手を上げました。「サクラのいないリアルな数字っぽくていいね」と、ときのそらさんが言うと、会場は笑いに包まれました。
関連記事→『【VTuber】ときのそらとは?デビュー秘話、友人Aさんやあん肝についても解説!』
その後は「見た人から直接Twitterで感想を聞けるのが嬉しい」、「(ドラマをする時は)いつもの演技と違ってキャラが憑依する感じ」といったドラマに関する感想をキャストの皆さんが述べました。
さらに実際に『四月一日さん家の』ワンシーンを生アテレコするというサービスもあり、会場はかなり盛り上がっていました。
ステージの終盤には「もし舞台化したらみんなは見に来てくれるかな?」という質問があり、もちろん筆者を含め来場者はYESと返答をしたのですが、もしかするとこれは将来的に四月一日さん家のが舞台化するフラグでしょうか?
もしそうなら筆者は仕事を休んででも、たとえ開催場所が北海道でも参加します。
残念ながら四月一日双葉役の「猿楽町 双葉」さんの出番はここまででしたが、ときのそらちゃんと響木アオさんはこの後も東テレのブースで番宣などを行っていました。
続いてゲーム部が登壇!
四月一日さん家のに続いてステージに登壇したのは、7000人を超えるVtuberの中でもトップレベルの人気をほこる『ゲーム部』の皆さん(桜樹みりあさんは諸事情で不参加とのこと)でした。
関連記事→『【VTuber】ゲーム部プロジェクトとは?高校生4人が仲良く部活動している!』
すると先程の四月一日さん家のを大きく上回るほどの大歓声が会場を包み、思わず筆者は持っていたカメラを落としそうになりました。
決して四月一日さん家の歓声が小さかった訳ではなく、むしろその人気っぷりが分かる盛り上がりを見せていたのですが、ゲーム部の人気の凄まじさが肌で感じられる瞬間でした。
まずは全員が順当に自己紹介を開始。その際に部長の夢咲楓さんが「お腹空いた人〜?(この時の時刻は12時前)」と聞き、来場者との距離を縮めるなど流石の部長らしい手腕を発揮。
その後は各々が3日以内にあった嫌なことを発表する事になり、夢咲楓さんが「ゲームが何をやっても点かず、よくよく調べたら本体がフリーズしていた」という事を、道明寺晴翔さんが「出演者の自分の名前が風見涼(同じくゲーム部所属の男子部員)に誤植されていた」事を挙げました。
そして最後に風見涼さんが「足を虫に刺された」事が嫌だったと発表。すると道明寺晴翔さんに「今日ずっと動きが気持ち悪かったのはそれだったのか」「歩き方が怪しい」と指摘されまくり、恥ずかしがる涼さんに会場は笑いと歓声に包まれました。
その後は昨日出演したエルフのえるさんから、「好きな食べ物をセクシーに言う」というなんとも無茶ぶりなお題を出されてそれをする事に。
順番はチョキを出すのが極端に難しいらしい『バーチャルキャスト式じゃんけん』で行われるなど、非常にVtuberらしいやり取りを見ることができました。
道明寺晴翔さんが風見涼さんにチョキの出し方を教える一幕もあり、会場はほっこりとした雰囲気に。
その後は風見涼くんが「めろんぱぁん…♡」、道明寺晴翔さんが「大学芋♡……死にたい」とセクシーだけどどこか面白い感じでお題を紹介。
トリとして夢咲楓さんが部長の貫禄を見せつけ、「いくらぁ……っ♡」と誰もが納得するセクシーさで発言し会場は歓喜に包まれていました。
その後は流れで超会議が終わった後にいくらを食べに行く事が決定したり、風見涼くんが「いくらならいくらでも食べられるね」と駄洒落を言ったりしつつもあっという間に終わりの時間に。
最後に「普段生で接する機会ないから嬉しい。これからもよろしくお願いします」と挨拶をしてゲーム部のステージは幕を閉じました。
アメリカザリガニの漫才ステージが開始!
続いて開催されたのは、お笑い芸人の「アメリカザリガニ」による漫才ステージでした。
アメリカザリガニは以前AbemaTVの『にじさんじのくじじゅうじ』でもVR漫才を披露していたので、会場でもご存知の方も多いのかな?と思ったのですが、予想に反して彼らのステージになった瞬間席を立つ人が続出。
会場は一瞬不穏な空気に包まれたものの、そこはプロ。すかさず「待て待て!席立つ人多くない!?」「所詮うちらの漫才はトイレタイムよ」と自虐ネタを披露して会場に笑いを取り戻しました。
続けざまに知ってる人がどれくらいいるかアンケートを取り、知らない人が多い事を知るやいなや「俺たちは所詮(ニコニコ超会議の)外来種や」「池の水を抜かれたら終わりの存在や」と自虐し、会場のペースを気づけば完全に掌握していました。
その後は観客にコールアンドレスポンスをお願いし一体感を高めつつも、赤と青のサイリウムの光の『風の谷のナウシカ』のオウムに例えてテーマソングを歌ったり、謎にクオリティの高いルパン三世のオープニングを歌うなどして会場は終始笑いの渦に包まれていました。
最後にはバ美肉(男性がVR空間で美少女の側を受肉すること)を果たすなど、VRである事を最大限活かした新時代の漫才を楽しませてくれました。
最初は来場者の多くが席を立ってしまったり、前述した過去の『にじさんじのくじじゅうじ』で樋口楓さんからネタが低評価を受けていたりしたので、正直少しだけ筆者は不安もありました。
しかし流石はプロと言った感じの掴みや、その後の見事な漫才ネタもあってステージは非常に盛り上がっていました。
最後はアイドル部の皆さんが登壇!
最後にアメリカザリガニの二人が温めたステージを引き継いだのは、つい昨日である4月27日(土)に1周年を迎えたアイドル部の面々でした。
非常に熱狂的なファンが多いため、挨拶をしている時点でゲーム部に負けず劣らずの大歓声に会場が包まれていました。参加メンバ-は以下の通り。
- 北上双葉
- 金剛いろは
- ばあちゃる
- もこ田めめめ
- 夜桜たま
特に印象的だったのが「夜桜たま」さんの挨拶で、既に幕張メッセの会場が若干震えるレベルで返事をもらっていたのに、「元気がない!もう一度!こんにちはー!」なんて言ったおかげで会場中の男が割れんばかりの声で「こんにちはァァァ!」と返答。
始まりからこの大盛況っぷりだったので、「アイドル部のステージが終わる頃には幕張メッセが崩壊するのでは?」なんて一見するとアホな思考が現実感を持って襲ってくるレベルで盛り上がっていました。
挨拶を終えるとまずはいつものように「もこ田めめめ」さんの靴下を一通り弄った後に、アイドル部の面々で「アイドル部作文」を作る事になりました。
撮影をしながら細かい部分は聞き間違いもあるかもしれないのですが、アイドル部作文は以下の通りとなりました。
- バーチャル:愛くるしい
- もこ田めめめ:一緒に楽しい時間をお届けする
- 金剛いろは:ドキドキワクワクの
- 夜桜たま:ルーズソックスが似合う
- 北上双葉:Vtuber!
作文の披露後はアイドル部の胸キュン選手権という、これまた非常に破壊力の高いネタを披露。
当初はばーちゃるが最も胸キュンさせられたアイドルを選ぶ方針だったのですが、「それだと罵り選手権になる」というたまさんの言葉により急遽お客さん目線にしようという流れに。もちろん会場は爆笑の渦に包まれました。
気になるVtuberが考えた最も胸キュンするセリフは以下の通りです。
- 金剛いろは:もえもえきゅうん
- 北上双葉:(みんなの頭上にハートを作らせた後に)みんな好き……やきたべたいな
- もこ田めめめ:今日は学校お疲れ様。こうやってご飯食べるの久しぶりだね。こうやってると付き合ってるみたい……なわけないよねー!
-
夜桜たま:胸きゅんじゃなくてみんなに感謝の気持ちなんですが、今日は2年目の第1歩です。(ここから涙声で)今日まで応援してくれた人ありがとう。みんなの事が大好きです
どのセリフも会場は一際大きな歓声に包まれており、どのセリフが優勝するのか筆者も予想が付かなかったのですが、最終的に勝利を勝ち取ったのは夜桜たまさんでした。
あまりの破壊力に、ばーちゃるさんも「ちょっと飛びました」とコメント。
本人も言っていた通り胸キュンセリフではないのですが、涙声と共に感動的過ぎる言葉を言っていたので納得の勝利という感じですね。
実際、この一年アイドル部の面々の姿を見ていた筆者ももらい泣きしそうになりました。
その途中で、明らかに一人だけセリフがネタ枠の金剛いろはさんが勝利への自信を持っているなどの一幕もありましたが、ステージはあっという間に終わりの時間に。
最後にそれぞれが来場者への一言を述べ、本日で最高の歓声と共にVtuberFesステージは終了となりました。
- 金剛いろは:今日は見て下さりありがとうございました!サイリウムとかコメント見てました!このあとも楽しんで下さい!
- ふたば:今日は見てくれて来てくれてありがとうございました!この後の超会議楽しんでいって下さい!ありがとうございました!
- もこ田めめめ:すっごい楽しかった!みんなが会いに来てくれて嬉しかった!今日も超会議楽しんで下さい!
- 夜桜たま:みなさん今日本当にありがとうございました。次回はアイドル部12人で立ちたいです!
- 全員で;いえーーー!本当にありがとうございました!
【ニコニコ超会議2019】VTuberFesステージレポートのまとめ
ステージの時間は約2時間ほどあったのですが、そのあまりの密度と盛り上がりっぷりに体感時間は30分くらいしか感じませんでした。
2019年もVtuberが益々発展していくことを感じさせてくれるステージとなっていましたので、来年のステージにも期待したい所です。
関連記事
【ニコニコ超会議2019】バーチャルさんがいっぱいスペシャルバーチャライブの模様をレポート!
【ニコニコ超会議2019】VtuberFes Japan2019の各ブースの様子をレポート!
【コスプレ】ニコニコ超会議2019のレイヤーまとめ!VtuberからFGOまで!