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バーチャルYouTuber「makeUmove」さんとは
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makeUmoveさんは、2019年1月10日より動画投稿を始めた韓国のVTuberだ。本人は自身をVR-Gamerと称しており、VRゲームをよくプレイするゲーマーという立ち位置としている。
現在は精力的に動画をアップロードしている他、日本語の勉強中であるとか。英語と韓国語はすでに習得済みなど、優秀なトリリンガルでもある。
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実際にチャンネルを確認すると、ほとんどの投稿はVRリズムゲームの「BeatSaber」のプレイ動画だ。
三人称視点で自身の動きのすべてを記録しているため、どのように譜面を処理しているかが明瞭で、譜面確認兼、スーパープレイ動画としても優秀。
いずれの事務所などにも所属しない個人で始めたVTuberチャンネルにも関わらず、2019年5月22日時点で登録者数は約17万6000人とVTuberの中でもトップクラスの数字を誇っている。
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makeUmoveさんもやってるVR音ゲー「BeatSaber」とは
「BeatSaber」とは、VRの世界でプレイできるVRリズムゲームだ。最初に登場したのはPC版で、通常プレイの楽しさはもちろんのこと、MODの導入で様々な個人のオリジナル曲や、公式譜面よりもハードな難易度譜面が遊べるなど、その拡張性も高く評価されていた。
そして2019年3月には満を持しPlayStation®VR専用タイトルとして配信が始まった。
PSVR版では新たな楽曲を独占コンテンツとして追加するなどして差別化を図っており、すでにPC版を持っているプレイヤーも気になる部分があるだろう。
「BeatSaber」のルール、仕様について
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©2019 Beat Games. All Rights Reserved.
本作はライトセーバーのような光る剣(スキン変更も可能)を両手に持った状態で、自身に飛んでくるキューブをリズムに合わせて真っ二つに斬っていくスタイリッシュかつ爽快なVRリズムゲームだ。
迫り来るキューブは切ることのできる方向が決まっており、キューブに描かれた矢印の方向に剣を振るう必要がある。
高難易度になると、自身が避ける必要のある大きな壁、強く振らなければ壊せないキューブ、触ると爆発してしまうキューブなどのギミックが追加されていく。他社から出ているリズムゲームと比べても勝手がかなり違うため、上級者にもやりごたえのある作品になっているとのことだ。
ちなみにPC版はPSVR版に遅れて2019年の5月にアーリーアクセス版から切り替えられ、正式リリースが発表。価格はPSVR版共々30ドルとなっている。
makeUmoveさんの神業がすごい!
makeUmoveさんは「BeatSaber」をかなりやり込んでいる様子で、再生リストを確認すると、フルコンボ動画をまとめたリストや、高難易度のEXPERT+クラスをクリアしている動画リストがある。
いずれの動画もかなり激しいキューブとの応酬が繰り広げられているが、興味深いのはいわゆる「舐めプ」とも取れるノリノリな動きをしている点だ。
例えばこちらの動画など、高難易度の譜面であるにも関わらず、途中からテンションが上がってしまったのか、ダンスを踊るような動きをしているシーンを見ることができる。
前述した舐めプではないかもしれないが、それだけこのタイトルにはノリノリに遊べる要素が詰まっているのだろう。
VTuber提供の楽曲も!
こちらのプレイ動画では有名VTuberである「キズナアイ」さんの初のオリジナル楽曲である「Hello,Morning」を遊んでいる様子が伺える。
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難易度は当然のごとくEXPERTを選曲しており、実際に動画を見てもその動きの激しさから高難易度であることが見受けられるが、楽々と剣をクロスしてキューブを処理したりといつものような魅せプレイで視聴者を楽しませていた。
「BeatSaber」のeスポーツ化は可能?
ここまでスタイリッシュで大きな動きと、そのプレイ動画の面白さから思いつくのが、本作のeスポーツ化についてだ。
過去の記事でeスポーツとしての音ゲーを取り上げたが、現状音ゲーのeスポーツ化はまだまだ乗り越えなければならない問題点が多く、今すぐの実現は難しいかもしれない。
ただ、版権問題などさえクリアしてしまえば非常に有望なタイトルであるとも言える。格闘ゲームのように、普段用いているコントロールデバイスの持ち込みも容易であることから、筐体差といった問題も起こりにくい。
プレイ動画だけでなく、大会で実際の動きとゲーム内で反映されている動きを見比べられるように中継してくれれば、非常に面白い絵になりそうだ。
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Twitter反応まとめ
こちらが「makeUmove」さんへのTwitterでの主な反応だ。
VRでビートセイバーをやるきっかけを作ってくれたえじさんとmakeUmoveさんに感謝🙏
— そう (@Eccentric_shaft) 2019年5月11日
おはよ〜☀️いま海外勢で爆伸びしてるVtuberのmakeUmoveちゃん動画観てた!早く3D化して僕もBeat Saberやりてえ🎶 https://t.co/rC2LCFaS4T#おはようVtuber
— レオン・ゼロミヤ@新人Vtuber (@leonzeromiya) 2019年5月16日
…Cix, TheRainbowGamerGirl, Nathie, ハナミはるこ HARUKO, ejiejidayo, omotea, XadaX, makeumove, PureDark, AkaRaiden, Emma, Beige Animal…
…and thousands and thousands of you – our beloved players. Thank you for everything! 😍
— Beat Saber (@BeatSaber) 2019年5月4日
公式アカウントからも名指しされている。
makeUmoveさんまとめ
makeUmoveさんはいずれかの事務所に所属しているわけでもなく、プレイしながらしゃべるわけでもない。VTuberと言うカテゴリで見た時、彼女の存在は異端とさえ思える。
しかし高難易度のリズムゲームプレイ動画で視聴者を呼び、高い実力と茶目っ気のコントラストがなんとも面白く、ついつい他の動画も立て続けに見たくなってしまう魅力があるのだ。
音ゲーの動画は基本的に面白いと個人的には思っているが、動きが大きいほどその面白さは高まっていく。韓国の方はやたらにリズムゲームがうまい傾向にあるが、彼女もその一人。
そんな魅力的な動画をテンポよく出してくれる彼女のチャンネル、気になったならば是非登録してみてほしい。
関連リンク
makeUmove公式チャンネル
makeUmoveTwitterアカウント
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