出典:SHOW ROOM
バーチャル蠱毒から抜け出した女?結目ゆいNo.7さんを紹介!
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今回紹介するバーチャルYouTuber(以下VTuber)は、『最強バーチャルタレントオーディション~極~』に参加していた「結目ユイNO.7」さんだ。
関連記事→『バーチャルYouTuberとは?とりあえず抑えておきたいVtuberも紹介!』
知らない方のために最強バーチャルタレントオーディション~極~について簡単に説明すると、五人の有名イラストレーターがデザインしたキャラクターのVTuberでデビューをする権利をかけて、多数の候補者がSHOWROOMでの配信やTwitterでの活動を通して競い合うオーディションだ。
そんな有名イラストレーターによってデザインされた5人のVTuberの内の一人が、上の画像にもいる結目ユイさんだ。
詳しくは次の項目で紹介するが、そんな結目ユイさんの中の人には12人の候補者がおり、その中でもひときわ異彩を放ちつつも衝撃的としか言えない消え方をしたのが結目ユイNO.7さんとなっている。
ちなみに最強バーチャルタレントオーディション~極~は、別名で一時期SNSで話題になった『バーチャル蠱毒』というパワーワードの方でご存知の方もいるかもしれない。
バーチャル蠱毒、この地獄みたいなゲームへようこそって人がいたり脱落者が最後にあなたに会いたかったしたりコツコツ頑張ってトップ取ってた子に遅れてやってきた子がセンスのみでガン迫ってきたり予選終了直前に最下位の子に大金つぎ込んで1位取らせる人が出てきたりと、本当にデスゲームとして優秀
— ユーノオンセン■yu-no/OnnSSenn (@syousya) 2018年11月29日
バーチャル蠱毒楽しんでて申し込みし忘れてた月ちゃんのやつだああああ〜〜!!!
— 結目 ユイ@風邪 (@yui_0_1_0) 2018年12月4日
もはやアニメや漫画の世界?バーチャル蠱毒とは?
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今度は結目ユイNO.7さんが生まれるきっかけとなったバーチャル蠱毒について詳しく紹介していく。
既にバーチャル蠱毒について知っている方は、次の項目まで読み飛ばしてしまって大丈夫だ。
さて、バーチャル蠱毒の正式名称(?)である『最強バーチャルタレントオーディション~極~』には、結目ユイさんの他にも「雨ヶ崎笑虹」さん、「白乃クロミ」さん、「九条林檎」さん、「巻乃もなか」さんというキャラクターがおり、それぞれに12人〜13人、計61人の候補者がいた。
そのため、それぞれのキャラクターには今回紹介する結目ユイNO.7や結目ユイNO.10、九条林檎NO.5といった番号やしーちゃんといったあだ名が付けられており、全員が異なるキャラクター性や魅力を持っていた。
結目ユイNO.10さん(バーチャル蠱毒を勝ち抜いた結目ユイさん)の紹介記事→『【バーチャルタレント(VTuber)】結目ユイさんの魅力やエピソードまとめ!ボスに相応しい貫禄姉貴?』
ちなみに本戦は2018年12月1日からつい昨日の12月5日まで行われており、今回紹介する結目ユイさんに限らずどのキャラクターも非常に盛り上がりを見せていたので興味のある人は調べてみてほしい。
なお、2018年12月9日(日)にはSHOWROOMで稼いだポイントを元に、本戦突破をした候補者が都内で面接を行って選ばれた1名がそのキャラクターでVTuberデビューする事が決定している。
本 選 終 了 ‼️
皆さん、本当にお疲れ様でした‼️‼️公式な結果発表は予選時同様、翌日(12/6)の18時に、SHOWROOM と 本アカウント上 にて行います✨ https://t.co/h1LdU89T1b
— 【公式】最強バーチャルタレントオーディション〜極〜 (@ProjectAvatar20) 2018年12月5日
またデビューしたVTuberはTOKYO FMのラジオ出演権や東京MXのテレビ出演権、小悪魔agehaの専属モデル就任など様々な特典が用意されていたのだが……その豪華な特典や61人もの候補者が1枠づつしかないデビューを競って最後の一人になるまで競い合うそのシステムから、正式名称の最強バーチャルタレントオーディション~極~ではなく、気づけば『バーチャル蠱毒』という名前でネットでかなり話題になってしまったという経緯がある。
【最強バーチャルタレントオーディション〜極〜特典追加】
九条林檎が2019年2月号の『小悪魔ageha』専属モデルとしての活動が決定しました!
バーチャルタレントのファッション誌専属モデルは恐らく史上初⁉️https://t.co/0EtQhFwH50https://t.co/c9lCkEMsl2 #小悪魔ageha #VTuber #オーディション極 pic.twitter.com/3TrsH4WIzp— 【公式】最強バーチャルタレントオーディション〜極〜 (@ProjectAvatar20) 2018年11月12日
そして、当初は誰もがデビューの権利をかけて12〜13人の候補者が互いを憎み、血で血を洗うような地獄を繰り広げると予想していたのだが、蠱毒の壺を除いてみるとそこには誰もが予想していなかったアニメや映画さながらな物語があった。
- いきなりバーチャル蠱毒を楽しむ候補者が出現
- 消えたくないと泣き出す候補者もでる
- こんな争い耐えきれない!と自ら消滅する者が出る
- 他の候補者に別れを告げて消滅する候補者も
- リスナーの同情を誘おうとした候補者が消される
- 皆で生存の道を探す主人公ポジが登場
- 蠱毒から離脱して各キャラクターのグッズを作り始める候補者が出る
- いよいよ運営に反旗を翻す者が出る
- 本来抜け出せいないからこそ成立する蠱毒の壺から続々脱走(転生)者が出現
- 終了1分前に1万円相当のタワーを連発して推しを上位に押し上げる人が出現
┗それにより各所で天国と地獄が生まれる - カエルを食べる候補者が出る
筆者が観測しているだけでもこのような出来事が起きていた。現実(ネット)で漫画やアニメのデスゲームでよくある展開が起きていく様子は、ただただ圧倒されるばかりだった。
とはいえ、予想していた誰も幸せにならないギスギスでドロドロの地獄はほぼ生まれず、中には蠱毒を楽しんでいる候補者すら何人もいたので見ていて安心をしたのは事実だ。
そして出来事の一つ一つが最先端のエンターテインメントという感じで楽しさもあったのだが、それはそれとして見ていると段々心が苦しくなる地獄だったのは事実なので、心臓へのダメージ的にも筆者個人としてはバーチャル蠱毒の開催はこれっきりにして欲しいところだ。
ちなみにそんなバーチャル蠱毒の中で、個人的に特に『ヤバイ』と思ったのがこれより紹介する結目ユイNO.7さんだ。
結目ユイNO.7さんは逸材としか言えない存在
本題である結目ユイNO.7さんについて一言でまとめるなら、『自由』という言葉が似合うだろう。
バーチャル蠱毒では多くの参加者が上位を目指すために配信の方法やタイミング、Twitterでの告知・運用に注力していた。
しかし、結目ユイNO.7さんはそんな事はどこ吹く風。一切の事前告知をせず自由な時間に配信を始めたり、配信中にトイレに行きたくなったらポケモンの鳴き声のものまねを「音姫!」と言ってリピート再生させ続けるなどとにかくクレイジーだった。
皆さん改めましてこんにちはぁぁああーーーー!!!!!!!!☀️
7番の結目ユイです!!!!!!!!!!!忙しすぎて全然配信できない腹いせに自己紹介動画を作りました!!!!!!!!!!!!!!!!!めっちゃRTよろしくお願いします!!!!!!!!!!#バーチャル蠱毒 #オーディション極 pic.twitter.com/8L31Rp8zBj— ──── (@yui_0_0_7_) 2018年11月26日
↑なくなりかけのマキロンのモノマネを自己紹介動画として使うVTuberがかつていただろうか?
そんなあまりにも自由な配信をしていれば当然視聴者は集まらず、結目ユイNO.7さんはポイント不足で予選で消えていくはずだった。
しかし、予選最終日に事件が起きた。なんと最後の放送中に突如として病気(やまいけ)さんというVTuberが十本以上ものタワーという応援アイテムを設置したのだ。
やまいけさんのYouTuberチャンネルへのリンク→『yamaikeちゃんねる』
このタワーとは一体何なのかというと、なんと1本1万円相当もするSHOWROOMの応援アイテムの中でも最高金額のアイテムだ。
それをほぼ1人の手で10本以上も立てたことにより、結目ユイNO.7さんは最終日にして最下位から一時的に1位になり大逆転を果たして本戦への進出を果たした。
もし話がここで終わっていれば、これはただのキレイなシンデレラストーリーになっていただろう。
しかし、本戦突破後に突如として結目ユイNO.7さんは『垢バレしたのでvTuberを続けられなくなった』という旨の発言をする
【悲報】DWUさんにRTされたことにより垢バレした結目ユイーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! pic.twitter.com/pPuhoK0d3V
— ──── (@yui_0_0_7_) 2018年12月3日
もうここにはいられない……………………………………………………………………………………………………………………………………
— ──── (@yui_0_0_7_) 2018年12月3日
この辺りから物語は風雲急を告げ始め、ある日結目ユイNO.7さんは本戦期間最後の配信をすることを発表した。
その最後の配信動画が上記のもので、これまでのハイテンション&ノリと勢いで話しているトークとは打って変わって、結目ユイNO.7さんは静かなトーンで「キミ(リスナー)」との別れを惜しむような語りを始める。
最後に判明するのだがこれは事前に録音をしていたものらしく、こちらのコメントなどにも一切反応せず配信は淡々と進んでいき……最後に事件が起きた。
なんと突如としてノイズが走ったかと思うと声が機械音声に切り変わり、意味不明な日本語や「私は結目ユイにはなれません」「正体が◯◯言ってて楽しかったですゲラゲラゲラゲラ」「チョキプリチョキプリチョキプリチョキプリ」というセリフを、機械音声の淡々とした不気味な声で流し始めたのだ。
そして最後に「私は自由だ私は自由だ私は自由だ私は自由だ私は自由だ」と連呼した後に、笑い声が流れて動画は終わっている。
正直、完全にホラーだった。推しの最期を観に行ったら不意打ちでホラーを喰らった筆者の気持ちとパンツの事を考えて欲しい。
思わず、かつて友達に「怖くないから!」と言われて、コメディ映画の感覚で「ミザリー」を観たら脱糞しかけた苦い記憶を思い出してしまった。
しかも動画の後には以下のような文字化けをしたツイートを残しているので、筆者を含め視聴者は全員呆然としていた。
æ–‡朙■ぁå‼︎åŒ?F–ã Œd
— ──── (@yui_0_0_7_) 2018年12月4日
結目ユイNO.7さんは千代家ぷりりとして転生する予定がある…?
そんな結目ユイNO.7さんはそのまま消滅したかに思えたが、突如として転生(VTuber界隈では他のキャラクターの中の人になること)を示唆するようなツイートを行った。
アタシ再生産【@comingmooooon】 pic.twitter.com/tvZcCTiatS
— ──── (@yui_0_0_7_) 2018年12月4日
この「coming soon」ではなく「coming mooooon」といった単語が一体どのような意味を秘めているのか、現段階では色々と不確定要素が多いため筆者の立場上あまり語る事はできない。
だが、敢えて月を連想させる「moon」という単語が選ばれている点。
そしてかつては「アタシ再生産」ではなく「観測されるまでは存在しない」というセリフがプロフィールに書かれていた事から、勘の良い読者は既に一つの予測が出ているかもしれない。
そう、何を隠そうこの「観測されるまでは存在しない」というキャッチコピーは、あの大手VTuber「輝夜月」さんも所属している「The Moon Studio」のオリジナルストーリープロジェクト『KOTODAMA TRIBE』のものなのだ。
出典:moonstudio『KOTODAMA TRIBE』公式サイト
公式からは何も情報が出ておらず、結目ユイNO.7さんも何も語っていないので確証のある答えは何も出せない。
だが、せっかく本戦へ通過したのにも関わらずオーディションから降りて活動を停止した事。
そして転生を示唆しつつアカウントの表記が月を連想させる「coming mooooon」になっている事や、『KOTODAMA TRIBE』のキャッチコピーをプロフィールに設定していた事から、いくつかの答えを予測する事は可能だろう。
筆者の立場上、確証がない話をこれ以上は語ることはできないが、個人的に結目ユイNO.7さんとは何らかの形でまた出会うことが出来る気がする、とだけ言っておこう。
なお、新たな情報が出次第こちらの記事へは追記を行っていくつもりだ。
《12/7追記》
結目ユイNO.7さんの転生名が千代家ぷりりになるという噂が本人のツイートを発端として流れているが、恐らくこれは彼女が放送中で行っていたトゲピーのモノマネ「チョケプリリリ」をもじっただけだろう。
そのため、この情報はあまり信じずとも問題ないだろう。
オーディション受けてごめんなさい!!!!!!靴舐めます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!このアカウント監視しないでください!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
— coming soon… (@comingmooooon) 2018年12月10日
ちなみに件のアカウントはまだ残っており、毎日近況などの報告をしているので、今後の展開が気になる方はフォローしておくといいかもしれない。
《12/11追記》
ユイナナさんも参加していたバーチャル蠱毒(最強バーチャルタレントオーディション)の結果が発表された。
以下に結果や各キャラクターの優勝者の経歴や特徴をまとめた記事へのリンクを貼っておくので、興味のある方は合わせてご覧になってほしい。
バーチャル蠱毒(最強バーチャルタレントオーディション)の結果と優勝者の経歴や特徴まとめ!
2019年3月追記:ついにユイナナさんが転生!
なんと2019年2月26日にユイナナさんが千代家ぷりりとして転生を果たした。
もともと復活する雰囲気は漂わせていたが、満を持してといった所だろう。
しかも初回動画から一部では非常に有名な物申す系Vtuberの『DeepWebUnderground(通称:DWU)』さんとコラボするなど、非常に話題になった。
脚本、楽曲制作、動画編集、プログラミング、イラスト、全部1人で進めてる状態だからめちゃくちゃ小さな企画だけど、1人でも多くのフォロワーさんがワクワクできるように頑張っているナウ。主演だけ羊乃しいぷ(胸だけが取り柄の女)にお願いした。いやマジで創作バチくそ楽しいな
— 千代家ぷりり@Vtuber (@cure_prere) 2019年3月6日
しかも今後も積極的に活動していきたい旨を動画とTwitterで明らかににしているので、興味のある方はぜひこの機会にフォローやチャンネル登録をしてみてはいかがだろうか。
外部リンク:千代家ぷりり
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